シルクロードから日本、そして出雲へ
15歳のとき広島で被爆しながらも奇跡的に命をとりとめた平山郁夫は、画家を志し、平和への祈りのもと仏教に題材を求め、独自の日本画表現に到達しました。
本展では、日本画家としての活動に留まらない平山郁夫の多彩な業績を、山梨県北杜市に所在する平山郁夫シルクロード美術館のコレクション約100点を中心に紹介します。
なかでも島根を題材に晩年、取り組んだ大作《八雲立つ 出雲路古代幻想》が当地にて公開されるまたとない機会となります。
平和を願って生涯を捧げた平山の想いを未来へつなぐ契機になれば幸いです。
※休館日/火曜日(2月11日は開館)
●開催場所: 松江市袖師町 島根県立美術館
●開催年月日: 令和7年1月17日~3月10日
●開催時間: 午前10時~午後6時30分(3月は日没後30分)
●参加費用: 企画展のみ:一般1600円、大学生1360円、小中高生700円
●お問い合わせ先: 0852-55-4700(島根県立美術館)