関東の「江戸狛犬」、関西の「浪花狛犬」とともに、日本三大狛犬と称されることもある「出雲狛犬」は、出雲地方の伝統的な石材である来待石を用いて、江戸時代から製作されてきた石造狛犬です。
その分布域は主に日本海沿岸地域を中心に、北海道から九州北部まで、広範囲にわたっています。
今回の企画展では、戦前に発行された絵葉書を中心とした古写真資料などによって、各地に運ばれていった出雲狛犬を紹介するとともに、狛犬を製作していた石材店や石工に関する資料なども紹介し、その歴史や分布を辿ります。
※休館日/火曜日(祝日の場合は翌平日)12月29日~1月2日
●開催場所: 松江市宍道町 モニュメント・ミュージアム来待ストーン
●開催年月日: 令和6年12月11日~令和7年3月10日
●開催時間: 午前9時~午後5時
●参加費用: 一般390円、小中学生190円
●お問い合わせ先: 0852-66-9050(モニュメント・ミュージアム来待ストーン)