隠岐諸島に地域のまとまりが形成されていく6世紀から、対外関係で重視されるようになった9世紀にかけての、隠岐の古代史をテーマとします。
日本が中央集権の国づくりに進む中で、「中央」である都には大勢の貴族、役人が住むようになり、各地方から都へ食料品が送り出されました。
律令時代の「隠岐国」は、膨大な海産物を送り出して都の人々の「食」を支えました。
一方で、国の境界に位置するため、外国に対する前線基地としても重視されるようになりました。
このように日本の国家形成と深くつながっていた、古代隠岐の歩みをたどります。
※休館日/4月2日・23日、5月7日
●開催場所: 出雲市大社町 島根県立古代出雲歴史博物館
●開催年月日: 令和6年3月22日~5月19日
●開催時間: 午前9時~午後6時
●参加費用: 企画展:一般700円、大学生400円、小中高生200円
●お問い合わせ先: 0853-53-8600(島根県立古代出雲歴史博物館)