慶長5年関ヶ原の合戦に勝利した東軍を率いる徳川家康は、大名の勢力図を塗り替えました。
新たな領地に移った大名は、支配の拠点となる城を一斉に築き始めます。「一国一城」が命じられる元和元年までの慶長年間は、築城ラッシュの時代でした。
出雲国に入った堀尾氏もまた、支配の体制を整え、松江に新しい城と城下町を造りました。
城普請の名手堀尾吉晴が築いた松江城は、戦争の火種くすぶる時代を映す堅固な城です。
本展では、古文書などから堀尾氏の支配の始まりと松江城築城の歴史を紹介します。
※休館日/月曜日(祝日の場合は翌平日)

●開催場所: 松江市殿町 松江市立松江歴史館
●開催年月日: 令和7年10月10日~12月7日
●開催時間: 午前9時~午後5時
●参加費用: 大人750円、小・中学生380円
●お問い合わせ先: 0852-32-1607(松江市立松江歴史館)