「連載・小さい伝記」は、1974年から1985年まで実に12年間、13回にわたって『カメラ毎日』誌に発表されています。
写真家として「今日を生きた証し」でもあるこの連載は、雑誌の休刊とともに途絶えましたが、写真家としての活動を続ける限り、植田の「小さい伝記」は完結することはなく、その意味で、この伝記は写真家の歩みそのものでもあったといえるでしょう。
正方形の画面に閉じ込められた愛らしい山陰の子どもたち、素朴なたたずまいの人々、そして日常の何気ない出会いなど、植田のユーモアや優しさに溢れるまなざしを感じながらご覧いただけることでしょう。
※休館日/火曜日(祝日の場合は翌日)、8月16日は開館

●開催場所: 西伯郡伯耆町 植田正治写真美術館
●開催年月日: 令和4年6月11日~9月11日
●開催時間: 午前10時~午後5時
●参加費用: 一般1000円、高校・大学生500円、小・中学生300円
●お問い合わせ先: 0859-39-8000(植田正治写真美術館)